「TCDシリーズ」は株式会社DESIGN PLUS(デザインプラス)が開発しているWordPressの有料テーマシリーズです。
一般的なコーポレートサイトやブログ、飲食店サイトだけでなく、会員制サイトや独自SNS、横スクロールサイトなど、デザインもよくわからないといった初心者の方でも、プロが作ったような洗練されたデザインのホームページを作ることができます。
利用するのに有料ではありますが、制作会社にオリジナルデザインのホームページを依頼するよりも遥かに安価にでき、自分でホームページ制作を1から勉強して作るよりも手軽です。
目次
TCDテーマの特徴
TCDテーマには以下のような特徴がございます。
- 洗練されたデザイン
- テーマの種類が豊富(約80種類)
- 初心者でも使える管理画面
- 1テーマ1万~5万円程度の価格
TCDテーマの大きな特徴として、「洗練されたデザイン」のテーマを「約80種類」の中から選択できることです(2024年3月時点)業種に合わせてデザインが構築されており、こんなホームページを作りたいという希望を叶えることができるでしょう。
さらに、テンプレートという言葉から想像できるようなつまらない画一的なデザインではなく、それぞれが洗練されたクオリティとなっています。
TCDテーマのメリット
ここからは実際にTCDテーマを使用してホームぺージを構築した際に感じたメリットを紹介いたします。
業種・ジャンルに合わせたホームページを作ることができる
引用元: https://tcd-theme.com/wp-tcd
特徴でも述べた通り、TCDでは業種に合わせて様々なデザインのテーマが容易されています。
大カテゴリーとして12種類、更にたとえばネットショップというカテゴリーの中にも「和のネットショップ」や「デジタル商品の販売」といった、さらに細かい条件でテーマが構築されています。
そのため、自分が開設したいホームページのイメージに合わせて、デザインを選択することができます。
また、すべてのテーマに動きを確認できるデモサイトが用意されているため、実際の動きもあわせて選ぶことが可能です。
日本製のテーマなので使いやすい
WordPressには有料・無料を含めて多くのテーマが存在します。その中には海外製で、無料だったりTCDテーマよりも安価だけど、デザインが素敵なテーマがたくさんあります。
しかし、日本人向けのホームページを作る場合は、日本製のWordpressのテーマを選択することをおすすめします。
海外製のテーマですと、確かに見た目は美しいかもしれませんが、ホームページの閲覧者側でも管理者側でも、使っていて何か違和感があるな、使いづらいな、と感じることがあります。
また、管理画面が英語しか対応してなかったり、特に無料のテーマだと不親切な場合も多いです。
その点TCDテーマは日本製の日本人目線で作られていますので、そういった違和感なくホームページを使うことができます。
安価でクオリティの高い店舗・コーポレートサイトを作ることができる
一般的なWordpressの有料テーマだと1~2万円程度のものが多いので、5万円程のテーマもあるTCDテーマは高いと感じるかもしれません。しかし、安価な有料テーマはブログに特化したものが多く、コーポレートサイトを作るには向いていないものが多いです。
更に、ホームページ制作会社に1から依頼をしますと、どういったサイトかにもよりますが10倍、100倍とかかることもございます。例え同じくらいの金額で制作を受ける会社があったとしても、TCDテーマのような洗練されたデザインにはならない可能性が高いです。
そのため、安価で洗練されたデザインのホームページを作りたい人にTCDテーマはうってつけとなっております。
TCDテーマのデメリット
TCDテーマは確かに素敵なテーマですが、デメリットがないわけではありません。
次はTCDのテーマを使って感じたデメリットについて紹介します。
用意されたデザイン以外のことをするのが難しい
TCDテーマはとても洗練されたデザインのホームページを作ることができますが、だからこそ用意されたデザインから変えることがとても難しいです。
例えば、10個で綺麗にレイアウトされているデザインを6個に減らすと、明らかに4個足りない形で表示されてしまったり、逆に12個でレイアウトしようとすると2個は表示できなかったりレイアウトが崩れてしまったりすることもあります。
デモサイトとほぼ同じ形で作る分には、美しいデザインが出来上がりますが、少し変えようとすると初心者にはとても難しくなってしまいます。
一部の機能・テーマはブロックエディターに対応していない
現在のWordpressはGutenberg(グーテンベルグ)というブロックエディターを採用しています。2018年頃に登場し、昨今のWordpressテーマはほとんどグーテンベルグに対応しています。
しかしTCDテーマはグーテンベルグに対応してはいるのですが、共通部分等は「クラシックエディタ(旧エディタ)」を利用した「クイックタグ」で実装されています。
そのため、TCDテーマの機能をフルで活用しようと思うと、プラグインを使ってクラシックエディターに戻してあげる必要があります。
TCDテーマを利用するのにおすすめな人
メリットとデメリットを踏まえて、TCDテーマを利用するのにおすすめな人を紹介します。
こんな人はTCDテーマをおすすめ!
- 短期間でとりあえず自社ホームページを開設したい人
- 見た目がかっこいいサイトを安く作りたい人
- 綺麗なデザインがいいけど、そこまでこだわりがない人
TCDテーマを利用するのに向いていない人
さらに、TCDテーマを利用するのに向いていない人も紹介いたします。
こんな人はちょっと待って!
- 会社の特徴やイメージをホームページでしっかり伝えたい人
- カスタマイズして自分たち用に使いやすくしたい人
- デモサイトにない機能を追加したい人
それでも、TCDテーマのデモサイトを見て、このデザインをベースにカスタマイズした自分たちのホームページを作りたい!と思う方がいらっしゃるかと思います。
そういった場合は、WordPressを扱うホームページ制作会社にカスタマイズの相談してみてください。
自分たちだけでTCDテーマを使ってホームページを作るよりは予算がかかりますが、1からオリジナルデザインのホームページを作るよりも安価に作ることができると思います。
まとめ
今回はWordpress有料テーマ「TCDシリーズ」について紹介いたしました。
TCDテーマの最大のメリットはWordpress初心者でも、洗練されたデザインのホームページを自力ですぐに制作できることです。
ホームページを自力で安く作りたい、といった人は一度試してみてはいかがでしょうか。
また、作っている時間がない!カスタマイズを込みでTCDテーマを使いたい!といった方は、弊社に一度ご相談ください。
これまでTCDテーマを使った案件を複数対応している実績があります。
それ以外でも、TCDテーマで困ったことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。