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SNSアカウントがあってもホームページは本当に必要?メリット・デメリットを徹底解説!

「SNSで情報発信してるからホームページは不要」と考えていませんか? 実はそれ、大きな損失に繋がっているかもしれません。

本記事では、SNSとホームページの違いを明確にし、SNS運用をしていてもホームページが必要な理由を徹底解説します。SNSのアルゴリズム変更や情報発信のコントロールの難しさ、そして自社ブランド構築の重要性などを理解することで、ホームページを持つことのメリット・デメリットが分かります。
この記事を読めば、ビジネスにおけるWeb戦略の最適解が見えてきます。

SNSとホームページの違い

SNSとホームページはどちらも情報を発信するためのツールですが、それぞれの特徴や役割が異なります。主な違いは、情報発信のコントロール、情報量の制限、信頼性の担保です。

情報発信のコントロール

SNSでは、プラットフォームの規約やアルゴリズムに則って情報発信を行う必要があります。
一方、ホームページは自社で自由にデザインやコンテンツを管理できるため、ブランドイメージを統一したり、伝えたい情報を確実に発信したりすることが可能です。

項目SNSホームページ
デザインプラットフォームの仕様に準拠自由にカスタマイズ可能
コンテンツ文字数やファイル形式などに制限あり比較的自由に設定可能
情報発信のルールプラットフォームの規約に従う必要あり自社で設定可能

情報量の制限

SNSでは、投稿の文字数やファイルサイズなどに制限がある場合が多く、伝えられる情報量に限りがあります。
ホームページでは、容量を気にせず多くの情報を掲載できるため、商品やサービスの詳細な説明、企業理念、沿革など、より多くの情報を発信できます。

項目SNSホームページ
文字数制限あり制限なし
ファイルサイズ制限あり制限なし(サーバー容量による)
ページ数制限なし(投稿数)制限なし(サーバー容量による)

信頼性の担保

誰でも簡単にアカウントを作成できるSNSでは、公式アカウントと個人のアカウントの区別がつきにくく、情報の信頼性を担保することが難しい場合があります。
一方、独自ドメインを持つホームページは、企業の公式情報発信源として認識されやすく、信頼性を高める効果があります。 また、SSL化(https)によって、セキュリティ対策をしていることも示すことができ、ユーザーに安心感を与えられます。

項目SNSホームページ
公式アカウントの識別認証バッジなどがある場合もあるが、偽アカウントも存在独自ドメインで公式性を明示できる
情報ソースの明確化情報の出どころが不明確な場合もある企業が責任を持って情報を発信
セキュリティプラットフォームのセキュリティに依存SSL化などでセキュリティ対策が可能

SNSがあってもホームページが必要な理由

SNSは手軽に情報発信や顧客とのコミュニケーションが取れる便利なツールですが、ビジネスにおいてはSNSだけでは限界があります。ホームページを持つことで、SNSの弱点を補い、ビジネスをより成長させることが可能になります。
具体的には以下の点が挙げられます。

SNSのアルゴリズム変更への対応

SNSはプラットフォームによってアルゴリズムが頻繁に変更されるため、これまでリーチできていたユーザーに情報が届かなくなる可能性があります。
例えば、Instagramはアルゴリズム変更により、フォロワーであっても投稿が表示されにくくなることがあります。

自社ブランドイメージの構築

SNSは投稿のデザインや内容に制限があるため、ブランドイメージを自由に表現するには限界があります。ホームページでは、デザインやコンテンツを自由にカスタマイズできるため、独自のブランドイメージを構築し、顧客に効果的に伝えることができます。
例えば、コーポレートサイトでは企業理念やビジョンを詳細に伝えたり、商品ページでは高品質な写真や動画で商品の魅力を伝えたりすることで、ブランドイメージを強化できます。

顧客との長期的な関係構築

SNSは情報が流れていきやすく、顧客との長期的な関係を築くのが難しい側面があります。ホームページでは、ブログやメールマガジンなどを活用することで、顧客と継続的にコミュニケーションを取り、良好な関係を構築することができます。顧客との良好な関係は、リピーター獲得や口コミによる新規顧客獲得にも繋がります。
例えば、ホームページにブログを設置し、定期的に有益な情報を発信することで、顧客との接点を増やし、信頼関係を築くことができます。
また、メールマガジンを配信することで、新商品情報やキャンペーン情報などを直接顧客に届けることができます。

これらの理由から、SNSを活用している場合でも、ホームページを持つことはビジネスの成長にとって非常に重要です。
SNSとホームページを併用することで、それぞれのメリットを最大限に活かし、相乗効果を生み出すことができます。

ホームページを持つメリット

ホームページを持つことで得られるメリットは多岐に渡ります。ここでは代表的なメリットを5つご紹介します。

公式情報の発信源として活用できる

ホームページは、企業や個人が公式な情報を発信できる場として非常に有効です。
SNSなど他のプラットフォームと異なり、情報発信を自由にコントロールできるため、正確な情報を発信し、誤解や風評被害を防ぐことができます。
新製品情報やキャンペーン情報、企業理念などを掲載することで、顧客との信頼関係を構築する上でも重要な役割を果たします。

お問い合わせや資料請求など顧客獲得に繋がる

ホームページには、お問い合わせフォームや資料請求フォームを設置することができます。これにより、顧客からの問い合わせや資料請求をスムーズに受け付けることができ、見込み顧客の獲得に繋がります。
また、顧客の行動を分析することで、マーケティング戦略の改善にも役立ちます。例えば、Googleアナリティクスを利用することで、どのページがよく閲覧されているか、どのキーワードで検索されてホームページにアクセスしているかなどを把握することができます。

会社や事業の信頼性を高めることができる

公式なホームページを持つことは、会社や事業の信頼性を高める上で重要な要素となります。
特に、企業情報や事業内容、実績などを掲載することで、顧客からの信頼感を高めることができます。
また、デザイン性が高く、ユーザービリティに優れたホームページは、企業イメージの向上にも繋がります。
ホームページを持つことで、顧客との良好な関係を築き、ビジネスの成功に繋げましょう。

ホームページを持つデメリット

ホームページを持つことは多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。これらのデメリットを理解した上で、ホームページ制作を検討することが重要です。

費用

ホームページを持つには、様々な費用が発生します。大きく分けて、初期費用と運用費用があります。

初期費用

項目内容
ドメイン取得費用ホームページの住所となるドメインを取得するための費用
サーバー費用ホームページのデータを保管するためのサーバーを借りる費用
デザイン・制作費用ホームページのデザインを制作・構築するための費用

運用費用

項目内容
サーバー費用継続的にサーバーを利用するための費用
ドメイン更新費用ドメインの利用期限を更新するための費用
保守費用ホームページのセキュリティ対策やシステムのアップデートなどを行うための費用
コンテンツ更新費用ホームページの内容を更新するための費用

これらの費用は、ホームページの規模や機能、依頼する業者によって大きく異なります。
費用を抑えるためには、無料のホームページ作成サービスを利用する方法もありますが、機能やデザインが制限される場合があるため、注意が必要です。

時間と手間

ホームページを運用するには、コンテンツの作成や更新、SEO対策、アクセス解析など、様々な作業が必要です。これらの作業には、一定の時間と手間がかかることを理解しておく必要があります。
特に、コンテンツを定期的に更新していくためには、継続的な努力が必要です。更新頻度が少ないと、検索エンジンの評価が下がり、アクセス数が減少する可能性があります。

専門知識

ホームページの制作や運用には、HTML、CSS、JavaScriptなどの専門知識が必要となり、ない場合は専門業者に外注する必要があるため、費用がかかります。
また、SEO対策やアクセス解析なども専門的な知識が必要となる場合があり、学習コストがかかることを考慮する必要があります。
WordPressなどのCMSを利用することで、ある程度のホームページ運用は可能ですが、カスタマイズやトラブル対応には専門知識が必要となるケースもあります。

これらのデメリットを踏まえ、自社のリソースや予算に合わせて、ホームページ制作を検討することが重要です。
例えば、費用を抑えたい場合は、無料のホームページ作成サービスを利用したり、自身でHTMLやCSSを学習する方法もあります。時間と手間をかけたくない場合は、ホームページ制作会社に外注する方法もあります。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適な方法を選択しましょう

SNSとホームページを併用するメリット

SNSとホームページはそれぞれ異なる特性を持つため、併用することで相乗効果を生み出し、より効果的な情報発信と集客を実現できます。
それぞれの強みを活かし、弱点を補完し合うことで、ビジネスの成長を促進することが可能です。

SNSでホームページへのアクセスを促進

SNSは拡散力が高いため、投稿を通じてホームページへのアクセスを誘導することができます。
新着情報やキャンペーン情報などをSNSで発信し、ユーザーに興味を持たせることで、ホームページへの訪問を促し、より詳細な情報に触れてもらう機会を増やすことができます。
例えば、Instagramの投稿で新商品の魅力を紹介し、ホームページへのリンクを掲載することで、購買意欲を高めたユーザーをスムーズにECサイトへ誘導することが可能です。

ホームページでSNSのフォロワー増加

ホームページにSNSの公式アカウントへのリンクやフォローボタンを設置することで、ホームページを訪れたユーザーにSNSアカウントを認知してもらい、フォロワーの増加を促進することができます。
ホームページで発信する質の高いコンテンツに興味を持ったユーザーは、SNSアカウントをフォローすることで、継続的に情報を受け取ることができます。
また、SNSのキャンペーン情報をホームページにも掲載することで、ユーザーの興味関心を高め、SNSアカウントへのアクセスを促すことも可能です。

それぞれの弱点を補完し相乗効果を生む

SNSホームページ
情報発信のコントロールプラットフォームの仕様変更の影響を受けやすい自由にカスタマイズ可能
情報量の制限文字数や画像枚数などに制限がある場合がある情報量の制限が少ない
信頼性の担保公式情報としての信頼性が低い場合がある公式情報の発信源として信頼性が高い
SEO対策SEO対策に不向きSEO対策に最適
顧客との関係構築一方的な情報発信になりやすいお問い合わせフォーム等で顧客との接点を持ちやすい

上記のように、SNSとホームページはそれぞれ異なる特性を持っています。

SNSは拡散力に優れていますが、情報発信のコントロールが難しく、信頼性も低い傾向にあります。
一方、ホームページは情報発信を自由にコントロールでき、信頼性も高いですが、拡散力はSNSに劣ります。
これらを併用することで、SNSの拡散力とホームページの信頼性を組み合わせ、より効果的な情報発信を実現できます。

例えば、SNSで新商品情報を拡散し、興味を持ったユーザーをホームページに誘導することで、商品の詳細情報や企業の信頼性を伝え、購買意欲を高めることができます。
また、ホームページで公開したブログ記事をSNSでシェアすることで、より多くのユーザーに情報を届け、ホームページへのアクセスを増加させることも可能です。
このように、SNSとホームページを戦略的に併用することで、それぞれの弱点を補完し合い、相乗効果を生み出すことができます。

まとめ

SNSは情報発信ツールとして手軽で有効ですが、情報発信のコントロールや情報量の制限、信頼性の担保といった面で限界があります。
一方、ホームページはこれらの課題を解決し、自社ブランドイメージの構築やSEO対策による集客効果、顧客との長期的な関係構築といったメリットをもたらします。
もちろん、費用や運用面でのデメリットも存在しますが、SNSとホームページを併用することで、それぞれの弱点を補完し相乗効果を生み出すことが可能です。
最終的には、事業の目的や規模、ターゲット層などを考慮し、最適な方法を選択することが重要です。

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